ことば、と、うた、と。出張所 in Hatena Blog

ことば、と、うた、と。-自作詞or詩の朗読とおしゃべり-の出張所です。

鬼剣舞

ご機嫌、如何ですか?
阿合皇一郎です。

 

今月、開催していた“勝手に提供シリーズ”ですが、今回で、無事にフィナーレです。
去年が、4週あるうち、2週しかお届けできなかったので、4回、丸まるお届け出来、ホッとしている、と、言うのが、正直な感想です。

 

今回の作品のタイトルは、「鬼剣舞」。
鬼剣舞”とは、岩手県北上市付近に伝わる伝統芸能であり、重要無形民俗文化財でもあります。
名前に“鬼”と、付いていますが、悪さを働く鬼の舞ではない所が、面白い、と、思いませんか。
日本語での“鬼”は、“良い意味での鬼”と“悪い意味での鬼”の両方を指すので、ちょっとややこしい時がありますよね。
ただ、こういったややこしさが、日本語の魅力でもあるような気がします。
そして、申し訳ないのですが、動画には、鬼剣舞の様子は一切ありません。

 

おしゃべりのテーマは、「福田こうへいさん」。
福田さんと言えば、“南部蝉しぐれ”ですよね。
“南部蝉しぐれ”が、福田さんのデビュー曲である、と、知ったのは、恥ずかしながら、福田さんを当たり前のように、お見掛けするようになってからの事でした。
あれだけ完成された歌声でありながら、新人だったなんて、想像できませんよね。
それもそのはず、民謡を歌っていたんですよね。
ただ、その民謡も、23歳からはじめた、と、言うから、更に、驚きです。
やっぱり、分野においても、“天才”は、いるものなんですね。

 

偉そうな事を言うようですが、“勝手に提供シリーズ”では、書く人を最初に決めてから、書き始めます。
今回は、“歌唱力の高さ”にプラスアルファを持った方を4人、選びに選び抜きました。
1回目の大江さんは、天性のエンターティナーとしての才。
2回目の前川さんは、女歌の名人としての才。
3回目の松原さんは、声の美しさ、と、言う才。
そして、4回目の今回、福田さんは、民謡の天才、と、言う才。
更に、裏テーマとして、4人の作品で“四季”を表現する、と、言うのが、ありました。
ただ、“ノボタン”は、花の開花時期が長いので、ちょっと季節をイメージし辛いかもしれません。
松原さんが春で、前川さんが冬なので、作品の発表の順番は、欧米の新学期から学年末のような流れですね。

 

所で、故郷や人、住んでいる地域を大切に思う気持ちは、大切ですよね。
因みに、福田さんは、現在、お住いの盛岡市の『盛岡さんさ踊り』に参加しています。
こういった地域のイベントに参加して、地域を深く知っていく事も、人生を豊かにしてくれるような気がします。
ついつい、斜に構えがちな年齢や時期が人にはあるとは思いますが、何をしなくても、していても、同じように時間は流れていきます。
“成し遂げた”と、言う、気持ちや体験は、自信を育てる肥料になりますから。
更には、積極的に、物事を楽しむ姿勢は、心の老化を防止してくれる効果が、あるはずです。

 

それでは、近いうちに、また会いましょう。
約束だよ!!
阿合皇一郎でした。

 

追伸
かましいですが、動画でも会えたらな、と思っています。

 

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#127のサムネです。